2011年04月15日
四国キャンプ旅行 その6
3月11日、あの震災の日です。この日も朝の気温は低いものの、良い天気です。

日が昇るにつれ気温が上昇してきたので、四国に来て初めてリビシェルのフラップを上げて朝食です。シェルの中より気持ちがいいですね、やっぱりキャンプはこうでなきゃ。


朝食に食べた帽子パン、高知の名物みたいですが、味はそれ程でも、、、、、
今日の予定はまぜのおかを撤収して、高知へ行きます。で宿泊はキャンプではなくスーパーホテル高知です。高知市内には適当なキャンプ場がなかったためと、たまには設営・撤収のない日も必要だと思ったからです。昨日と同じ道を走るのも嫌だったの北川村を通る国道493号線にしようかと思いましたが、山の中の3ケタ国道はかえって時間がかかると思い国道55号線にしました。室戸市から奈半利町、田野町、安田町を経由して安芸市に入ります。安芸市は阪神タイガースのキャンプ地として有名ですね、それと去年の大河ドラマ龍馬伝で名を売った三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎の出身地としても知られています。
安芸市に着いたのが丁度昼頃だったので、ガイドブックで見た「高遠茶屋」でちりめん丼を食べます。これは非常に美味しかった、又食べたい。

昼食後、岩崎弥太郎の生家に向かいます。龍馬伝も終わり、この日は平日で観光客はほとんどいませんでしたが、畑の中に大きな駐車場があります。

これが岩崎弥太郎の生家です。NHKのドラマに出てくる弥太郎の家は非常にみすぼらしいボロ家、とても100年は持ち堪えるような家ではなかったので、てっきり後年立て替えられたものだと思いました。ところが地元の人に聞いてみたら弥太郎の曽祖父が建てた家そのものだそうです。後ろに建っている三菱の家紋がある土蔵は後に弥太郎の弟がつくったものだそうです。生家は広くはないものの非常にしっかりしたつくり、台風銀座のこの土地で150年近く耐えてきた家です。どうやら大河ドラマでは弥太郎は実際よりも貧乏なイメージになっていたようです。それと龍馬は高知市内、弥太郎は安芸市内でかなりの距離です、車のないあの時代にドラマのようにたびたび会ってはいないと思いますね。ドラマとは違い龍馬と弥太郎が初めて会ったのは長崎に行ってからだと言う説もありますが、さもありなんですね。
安芸を後にして一路高知は桂浜に向かいます。途中にある土佐カントリークラブではこの日からJLPGA第2戦PRGRレディースカップが開催されていたので、スーパーホテルじゃなく高知市内のもっと良いホテルなら女子プロに遭遇できたかななんて考えていました。桂浜の駐車場に着いた時、NHKのラジオで聞いていた参議院予算委員会での菅首相の外国人献金問題のやりとりをもっと聞いていたかったのを記憶していますので、この時点ではまだ地震は起きていなかった訳です。


桂浜といったらなんといってもこの龍馬像ですね、だた桂浜は想像していたより狭くちょっとイメージと違いました。この桂浜の西側にある神社に行った時、若者のグループの一人が携帯を見ながら三陸沖で大きな地震があったと話していましたが、我々はてっきりその前の週に起きた地震の事だと思っていました。その後高知県立坂本龍馬記念館にいた時カミサンの携帯に私の姉から電話が入ります、我々がてっきり御宿にいると思い心配してくれたようです、この電話で初めて地震のことを知りました。

桂浜のそばの駐車場へ戻る途中高知にも津波警報が出ていて桂浜にはパトカーがいて、付近は立ち入り禁止になっています。駐車場の脇の土産物屋も店仕舞いをしています、駐車場が立ち入り禁止になっていたらヤバイと思いましたが、どうにか車まで戻ることが出来て、急いで桂浜を後にします。ラジオでは津波の警報と高知の海岸沿いの道路が通行止めになっているなどの情報を流していますが、この時点では地元の放送局では東北地方の大津波の被害状況はまだ放送していませんでした。
この日の宿は高知駅前のスーパーホテルです。スーパーホテルは徹底したコスト削減で低料金を売りにしているホテルです。部屋は狭いですが、テントに比べれば広いもんです、それとうれしいのが毎日ではありませんが、60歳以上には30%のシニア割引があります。この日はそれを狙っていったので、2人で泊まって朝食付き4,800円でした。ホテルに入ってTVのニュースをつけるとあの衝撃的な津波の映像が流れており、この震災の大きさを初めて知りました。
しばらくニュースを見た後夕食のため外に出ます。土佐に来て食べたかったのはかつおのたたきです。私の地元の勝浦もかつおの水揚げでは関東一でいつも新鮮なかつおを食べていますが、本格的な(炭と藁で焼いた)たたきはありません。ガイドブックで見た明神丸という店へ行くと、金曜の夜なのか満員では入れません、しかたがないので明神丸のひろめ市場にある店に行きました。

このひろめ市場にはいろいろな店が屋台村のように集まっており結果的にはここに来て良かったと思います。

この藁の強火で一気に焼きます、私も時々皮付きのかつおを買って来て自宅でたたきを作りますが、ガスの火力じゃ駄目ですね。

塩をふって炙った塩たたき、絶妙な火加減というか炙り加減、藁の焼けた香ばしさが加わり最高の味です。関東で食べるガスで炙ったたたきとは別物ですね。その後ホテルに戻り遅くまでTVのニュースに釘付けになっていました。
(寄った道の駅)
120 高知 19 田野駅屋
121 高知 12 大山
122 高知 17 やす
つづく

日が昇るにつれ気温が上昇してきたので、四国に来て初めてリビシェルのフラップを上げて朝食です。シェルの中より気持ちがいいですね、やっぱりキャンプはこうでなきゃ。


朝食に食べた帽子パン、高知の名物みたいですが、味はそれ程でも、、、、、
今日の予定はまぜのおかを撤収して、高知へ行きます。で宿泊はキャンプではなくスーパーホテル高知です。高知市内には適当なキャンプ場がなかったためと、たまには設営・撤収のない日も必要だと思ったからです。昨日と同じ道を走るのも嫌だったの北川村を通る国道493号線にしようかと思いましたが、山の中の3ケタ国道はかえって時間がかかると思い国道55号線にしました。室戸市から奈半利町、田野町、安田町を経由して安芸市に入ります。安芸市は阪神タイガースのキャンプ地として有名ですね、それと去年の大河ドラマ龍馬伝で名を売った三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎の出身地としても知られています。
安芸市に着いたのが丁度昼頃だったので、ガイドブックで見た「高遠茶屋」でちりめん丼を食べます。これは非常に美味しかった、又食べたい。

昼食後、岩崎弥太郎の生家に向かいます。龍馬伝も終わり、この日は平日で観光客はほとんどいませんでしたが、畑の中に大きな駐車場があります。

これが岩崎弥太郎の生家です。NHKのドラマに出てくる弥太郎の家は非常にみすぼらしいボロ家、とても100年は持ち堪えるような家ではなかったので、てっきり後年立て替えられたものだと思いました。ところが地元の人に聞いてみたら弥太郎の曽祖父が建てた家そのものだそうです。後ろに建っている三菱の家紋がある土蔵は後に弥太郎の弟がつくったものだそうです。生家は広くはないものの非常にしっかりしたつくり、台風銀座のこの土地で150年近く耐えてきた家です。どうやら大河ドラマでは弥太郎は実際よりも貧乏なイメージになっていたようです。それと龍馬は高知市内、弥太郎は安芸市内でかなりの距離です、車のないあの時代にドラマのようにたびたび会ってはいないと思いますね。ドラマとは違い龍馬と弥太郎が初めて会ったのは長崎に行ってからだと言う説もありますが、さもありなんですね。
安芸を後にして一路高知は桂浜に向かいます。途中にある土佐カントリークラブではこの日からJLPGA第2戦PRGRレディースカップが開催されていたので、スーパーホテルじゃなく高知市内のもっと良いホテルなら女子プロに遭遇できたかななんて考えていました。桂浜の駐車場に着いた時、NHKのラジオで聞いていた参議院予算委員会での菅首相の外国人献金問題のやりとりをもっと聞いていたかったのを記憶していますので、この時点ではまだ地震は起きていなかった訳です。


桂浜といったらなんといってもこの龍馬像ですね、だた桂浜は想像していたより狭くちょっとイメージと違いました。この桂浜の西側にある神社に行った時、若者のグループの一人が携帯を見ながら三陸沖で大きな地震があったと話していましたが、我々はてっきりその前の週に起きた地震の事だと思っていました。その後高知県立坂本龍馬記念館にいた時カミサンの携帯に私の姉から電話が入ります、我々がてっきり御宿にいると思い心配してくれたようです、この電話で初めて地震のことを知りました。

桂浜のそばの駐車場へ戻る途中高知にも津波警報が出ていて桂浜にはパトカーがいて、付近は立ち入り禁止になっています。駐車場の脇の土産物屋も店仕舞いをしています、駐車場が立ち入り禁止になっていたらヤバイと思いましたが、どうにか車まで戻ることが出来て、急いで桂浜を後にします。ラジオでは津波の警報と高知の海岸沿いの道路が通行止めになっているなどの情報を流していますが、この時点では地元の放送局では東北地方の大津波の被害状況はまだ放送していませんでした。
この日の宿は高知駅前のスーパーホテルです。スーパーホテルは徹底したコスト削減で低料金を売りにしているホテルです。部屋は狭いですが、テントに比べれば広いもんです、それとうれしいのが毎日ではありませんが、60歳以上には30%のシニア割引があります。この日はそれを狙っていったので、2人で泊まって朝食付き4,800円でした。ホテルに入ってTVのニュースをつけるとあの衝撃的な津波の映像が流れており、この震災の大きさを初めて知りました。
しばらくニュースを見た後夕食のため外に出ます。土佐に来て食べたかったのはかつおのたたきです。私の地元の勝浦もかつおの水揚げでは関東一でいつも新鮮なかつおを食べていますが、本格的な(炭と藁で焼いた)たたきはありません。ガイドブックで見た明神丸という店へ行くと、金曜の夜なのか満員では入れません、しかたがないので明神丸のひろめ市場にある店に行きました。

このひろめ市場にはいろいろな店が屋台村のように集まっており結果的にはここに来て良かったと思います。

この藁の強火で一気に焼きます、私も時々皮付きのかつおを買って来て自宅でたたきを作りますが、ガスの火力じゃ駄目ですね。

塩をふって炙った塩たたき、絶妙な火加減というか炙り加減、藁の焼けた香ばしさが加わり最高の味です。関東で食べるガスで炙ったたたきとは別物ですね。その後ホテルに戻り遅くまでTVのニュースに釘付けになっていました。
(寄った道の駅)
120 高知 19 田野駅屋
121 高知 12 大山
122 高知 17 やす
つづく
Posted by Eagle at 10:36│Comments(2)
│キャンプ旅レポート
この記事へのコメント
Eagleさん 今晩は
四国キャンプの旅 内容が豊富ですね。
読み返して拝見すると、再度驚くことがありました。
よく利用しているキャンプ場が出てくる事もありますが
Eagleさんが利用した温泉もよく行くところですし
徳島のとりとりは、私が学生の時にアルバイトを
していた店です。
実家は、徳島の中央部にあり 道の駅土成や
神山温泉は隣町です。
また 今私は単身赴任で 香川県の香南温泉に近くに住んでいます。
今度 四国に来る時は是非キャンプご一緒したいですね。
私の奥さんが 「かんぐ~日和」のタイトルでブログをしています
ので、暇な時にでも遊びに来てください。
(時々ですが 簡単なキャンプレポをアップしてます)
四国キャンプの旅 内容が豊富ですね。
読み返して拝見すると、再度驚くことがありました。
よく利用しているキャンプ場が出てくる事もありますが
Eagleさんが利用した温泉もよく行くところですし
徳島のとりとりは、私が学生の時にアルバイトを
していた店です。
実家は、徳島の中央部にあり 道の駅土成や
神山温泉は隣町です。
また 今私は単身赴任で 香川県の香南温泉に近くに住んでいます。
今度 四国に来る時は是非キャンプご一緒したいですね。
私の奥さんが 「かんぐ~日和」のタイトルでブログをしています
ので、暇な時にでも遊びに来てください。
(時々ですが 簡単なキャンプレポをアップしてます)
Posted by サバイバル at 2011年04月15日 22:25
サバイバルさん、こんにちは!
そうですか、徳島中央部のご出身ですか、了解しました。四国は山のほうにもよいキャンプ場がありますが、今回は海沿いを廻ったため行きませんでした。でも3月上旬でも雪が降っていたので行かなくて正解でした。
香南温泉は良かったですね、露天に入っていると高松空港の着陸機が見えて、飛行機ファンの私は大満足でした。
時期は全く未定ですが、四国には又行きたいと思います、スケジュールが合えば是非ご一緒したいですね、よろしくお願いします。
奥様のブログ、あとで読ませていただきます。
そうですか、徳島中央部のご出身ですか、了解しました。四国は山のほうにもよいキャンプ場がありますが、今回は海沿いを廻ったため行きませんでした。でも3月上旬でも雪が降っていたので行かなくて正解でした。
香南温泉は良かったですね、露天に入っていると高松空港の着陸機が見えて、飛行機ファンの私は大満足でした。
時期は全く未定ですが、四国には又行きたいと思います、スケジュールが合えば是非ご一緒したいですね、よろしくお願いします。
奥様のブログ、あとで読ませていただきます。
Posted by Eagle at 2011年04月16日 07:02
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