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Posted by naturum at

2010年09月14日

初キャンプの旅 その3

外は土砂降りの雨、風も強くなってきましたがレガシーの中は暑い、特に温泉上がりの体は火照っているから堪らない、仕方がなくマナーに反するが10分ほどアイドリングをしてエアコンを付ける。エンジンを切ると暑さが戻ってくる、そして車に当る激しい雨音と風の音、こんな状態でしたので熟睡は出来ませんがウトウトしているうちに少しは眠れたようです。汗だくになりましたが、いつもの起床時間の5時になり再びエアコンを付けてひと段落、しかし雨足は依然として強く台風の接近を物語っています。昨晩の段階では1台だけ車中泊の先客がいましたが、明るくなって見ると3台ほど車が増えていました。

さて今日の行動はどうするか、昨日も書きましたが能登に来たのはここへ行ってみたかったからです。ラジオの天気予報ではどうやら台風9号は日本海を進んできて昼前には能登地方に上陸するらしい、でも台風が行ってしまえば台風一過で夕方には晴れるのではと考えましたが、ラジオの天気予報でもiPadで調べてみても能登地方は夕方どころか翌日も曇り時々雨という予報でした。この時点で能登島でのキャンプは諦め他所へ移動することに決めました。iPadで中部地方の本日午後の天気を見ると唯一三重県が曇りのち晴れ、お日様マークが出ていました。よし三重県へ行こうと決めキャンプ場を検索、設備も評判もいいここに決めました。人気のキャンプ場ですが、夏休みも終わった平日ですから満員御礼の心配がないのが良いですね。それにここなら万一台風の雨が残っていればキャビンもあるので安心です。

雨も降っているし距離もあるので金沢から伊勢までは高速を使おうと思い調べたらゆっくり走っても金沢ICから伊勢IC4時間程度、余裕で3時頃には着くと思いまずは金沢へ向けて出発、能登は子供の頃よく来ましたが、さすが50年前とは全く違った雰囲気でした。50年前は能登全体が寂れた田舎と言う感じでしたが、今は違いますね、近いうちに又来ようと思いながら能登を後にしました。

金沢駅で駅弁を買って朝食にしようと思い金沢駅に向かいましたが、金沢の手前で朝のラッシュにつかまり大渋滞、駅弁を買ったのは9時を廻っていました。金沢は生まれてから17歳まで過ごした故郷です、その後何度か来ていますが、金沢駅がこのようになっているとは知りませんでした。今回は土砂降りの雨と先を急ぐので金沢市内はスルーして金沢西ICへ向かいます。



北陸自動車道に乗りPAで駅弁の朝食、雨は依然として激しく降っており、そろそろ台風が来るかと思いましたが、この時点で台風は若狭湾にいてこの後こちらに来るらしい、高速は80キロ制限ですが100キロ位で追い越す馬鹿トラックが多くその際水しぶきが掛かり一瞬前が見えなくなり非常に危険です、トラックは運転席が高いので気にならないようだが、全くもって困ったものだ。ラジオでは台風情報を刻々と伝えている、しかしどうも能登に来るはずの台風がまだこちらに来ない、しばらくすると高速道路の掲示板に「敦賀IC-木之本IC通行止」の文字が、どうやら台風は進路を東南東に変えてこちらに来たらしい。能登に来るはずの台風を避けて南下したのに、台風も進路を変えてこちらに来るとは何とも皮肉なものです。でもエバーグレイズにはキャビンもあるので、このまま伊勢へ向かうことに決め敦賀IC手前のSAへ到着、この時点で雨も小降りになっていたので高速の開通を待ちますが、開通の目途は立たないとか、諦めて敦賀ICで降りて8号線を木之本へ向かったが予想通り途中で大渋滞、木之本ICから再び高速に乗った時には2時半を廻っていました。

3時頃に名神高速の黒丸PAから伊勢志摩エバーグレイズへ電話、もう雨は上がっているし、キャンプサイトは空いている、がしかしフロントの受付が17時で終わるがこの黒丸PAからだとまだ2時間半は掛かるとの事、でもエバーグレイズのフロントの人は親切で着くまで待っていてくれるとの事、感謝しながら多少ペースを上げて、新名神高速、東名阪、伊勢自動車道を走ります。

エバーグレイズには17時半過ぎに無事到着、受付を済ましてサイトNo252をアサインされる、辺りは薄暗くなっており風が強く、テントサイトは我々だけの貸しきり状態、取り敢えず暗くなる前にテントを張る。テントを張っている時に西の空を見ると台風の後足のような雲と見事な夕焼けでした。



テントを張り終えた時点で暗くなっていたし、風も強かったので今日の夕食は外食に決め、酒とつまみだけを買って近くのスペイン村にある温泉施設「ひまわりの湯」へ、この温泉、料金は1,000円とお高めですが良いお風呂でした。さて夕食をどうするか、スペイン村のホテルのレストランのメニューを見ると1,400円でエビフライやハンバーグがある、車で来ているのでどうせワインは飲めない、ならこれで十分とこのレストランへ入りました。これが大失敗、私が食べたエビフライはまぁまぁでしたが、カミサンが食べたハンバーグは最悪、ハンバーグを焼いた形跡はなくどうみてもレトルトを暖めて袋から出した代物、それを大して美味しくもないソースをかけて誤魔化している、ハンバーグやエビフライは1,400円だが、スープ・ライス・サラダ・コーヒーセットで2人で合計4,700円也、美味しければ問題ないがあの味ではねぇ、、、カップ麺かレトルトカレーにすれば良かった。

テントサイトへ戻ってつまみを食べながら一杯飲み始めたが、風が強い、おまけにテントは我々だけ、回りの様子がわからない、人がいるのかいないのか、どうにも気味が悪い、落ち着かない、満員御礼混み込みも御免だが、周りに誰もいないのも嫌なものである。風も強くなってきたので早々にテントに入り寝ることにしました。

続く